今月の学会活動ニュース
2025年9月30日
第15回国際先天代謝異常学会(ICIEM 2025)を開催
2025年9月2日から6日まで、京都国際会館にて第15回国際先天代謝異常学会(ICIEM 2025)を開催いたしました。20年振りの日本での開催で、1,300件以上の発表と2,600名を超える国内外の研究者・臨床医の素晴らしい学術集会でした。
ミルスインターナショナルからは、ポスター発表でルーチン先天代謝異常症検査の診断が難しいアミノ酸尿症のメタボローム解析による診断法の確立を発表しました。多くの研究者と交流できました。
第50回日本医用マススペクトル学会年会に参加
2025年9月12~13日、愛知県一宮市にて開催された第50回日本医用マススペクトル学会年会に参加いたしました。
ミルスインターナショナルからは5題の発表があり、それぞれ異なる先天性代謝異常症の質量分析による病態解析の最新研究成果を発表しました。同時に同分野の研究者と良い交流ができました。
発表リスト
- Application of metabolomics in differential diagnosis of amino aciduria
- メタボローム解析による尿中ザルコシン高排泄の病態解析
- GC/MSによる尿中2-ヒドロキシ酪酸の検出特徴:3-ヒドロキシ酪酸および乳酸との非線形相関とその臨床的意義
- GC/MS及びLC/MS/MS によるリジン尿性蛋白不耐症10名のメタボローム解析
- 低ホスファターゼ症疑い症例の尿メタボローム解析
- 尿メタボロムを用いたカナバン病の異種間診断


